洋風の自宅の一室を庭を眺めるための和室に改修。建具職人が紙貼り决(しゃく)り加工の上、引障子として使えるよう上下桟と引手を加工。土壁は「自然に壁が起きる感じ」の曲線に。梁は一度着色して、組むために根元を取り、長さを整えた。襖左横にはもとの2’×8’構造の壁を囲むようにL字型の化粧柱を意匠として足した。
敷地面積 | 329.87㎡ |
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改修部分床面積 | 13.39㎡ |
設計 | 松本直子建築設計事務所 |
施工 | 建築工房 建匠舎 |
構造形式 | 木造軸組工法 | 主な内部仕上げ | 天井/杉板厚12mm古色仕上げ 壁/ラスボード下地土壁塗り 床/オーク材厚21mm(スプーンカット)、畳敷き |