小雪・朔風払葉
障子の影が行灯のように街に明かりを灯しています。
夜の家は、窓から漏れる光に暮らしの気配を感じさせ、道行く人もほっとする、そんな姿もあると思います。
先日、「高屋の家」に宿泊する機会がありました。
一宿一飯にあずかあったお礼にと、翌朝、落ち葉拾いをしました。
通学途中の子供達や犬と散歩をしている方とも「おはようございます」と自然に挨拶ができます。
掃除と挨拶が一助となり地域に馴染むきっかけを与えてくれ、私も家と一緒にこの土地に受け入れられているような気がしました。
（実は、知らない人を警戒していたのかも知れませんが。。。）
「高屋の家」（岡山市）
施工：福富建設（棟梁：岩本健太）
設計：木下治仁建築設計事務所