自然と共に

立冬・金盞香

鹿児島のシンボル的存在の桜島がちょうど噴火をした後、噴煙が風に流され南の街へ火山灰が降る様子が見られました。

建物の上層からは北に霧島山、東に桜島、南に開聞岳が眺められ、鹿児島市はそれぞれが活火山である三つの火山に囲まれていることを肌で感じることが出来ました。

そこで感じたのは鹿児島は火山と共存した街であるということです。
拒絶できない降灰を受け入れることで現在に至っています。

自然の良い環境の時を受け入れた暮らし。
自然の厳しい面を克服した現代の暮らし。
前者は「心地よい暮らし」、後者は「快適な暮らし」を目指しているように思います。

現代の私達の暮らしにはどちらも必要です。
前者だけ、後者だけに偏らず、バランスよく取り入れる事ができると良いです。

鹿児島