10年ほどの週末滞在を経て終の住処として使用する予定があり、故郷で晴耕雨読の生活を望む建主のためにつくられました。雨水利用を促す切妻屋根や深い軒の出、そして土間の効能によって、自然を身近に感じられる家をめざしています。また、この家の棟木には、建主家族と一緒に伐採した檜丸太を使用しています。木材産地である山林風景の記憶と、今後の生活や出来事が重なり合うことで、この家が家族にとってより親密な居場所となることを願っています。
延床面積 | 89.43㎡ |
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敷地面積 | 224.83㎡ |
設計 | 岩瀬卓也(岩瀬卓也建築設計事務所) |
施工 | ㈱木楽工房(大工棟梁:金澤信之) |
構造形式 | 木造在来工法 |
主な外部仕上げ | 屋根/ガルバリウム鋼板 軒天井/杉縁甲板 外壁/杉縁甲板 |
主な内部仕上げ | 天井/杉縁甲板、漆喰 壁/杉縁甲板、漆喰、土壁 床/杉縁甲板、深岩石、三和土 |