リニューアルを終えた愛媛県鬼北町庁舎を訪ねて

愛媛県北宇和郡鬼北町(竣工時当初は広見町庁舎)1958(昭和33)年竣工。
当時HPシェルは日本で2つ目。2016(平成28)年リニューアル。

アントニン・レーモンド(Antonin Raymond)(1888-1976)チェコ出身のアメリカ人建築家で、帝国ホテル(1923)を設計していたフランク・ロイド・ライト(1867-1959)に誘われて1919(大正8)年末に来日してから主に日本で活躍した。

建築における合理性を重視し、新しい技術(特に鉄筋コンクリート造)を活用したデザインを開拓し続けた、日本におけるモダニズムのパイオニア。

別館の木造平屋は、町産材ヒノキを使い、丸太や半割の丸太を三角形に組み合わせて強度を高める技法「レーモンドトラス」も見事である。

愛媛県鬼北町庁舎

愛媛県鬼北町庁舎

愛媛県鬼北町庁舎

愛媛県鬼北町庁舎

愛媛県鬼北町庁舎