群馬音楽センター

群馬音楽センター

JR高崎駅から徒歩10分、緑豊かな一画に特徴的なギザギザ屋根が見えてきます。
青いスチールフレームが印象的なガラスのカーテンウォールをもつ群馬音楽センターです。
1961年に竣工し、群馬県の文化の代表として現在も現役の音楽ホールです。
設計したのはチェコ出身の建築家:アントニン・レーモンド。
帝国ホテルの建設にあわせフランクロイド・ライトの助手として来日、その後も日本に留まり多くの名建築を残すとともに、前川國男、吉村順三など日本を代表する建築家に大きな影響を与えました。



さすがに60年近く前の建物、市民からは座席の狭さや音響効果など様々な意見が出されているようですが、なんとか修復をしながらでも使い続けていってもらいたいと願っています。

群馬音楽センター

ギザギザの外壁には雨樋がなく、そのまま外壁の谷部を伝わり砂利敷きの地面にしみ込んでいくようです。
雨の日に訪れ、雨水が流れる様子も見てみたくなりました。