トップライト考

十分な大きさの窓がつくれない場所、光を落として空間を演出したい時、トップライトを採用することがあります。
我が家も2階の北側の壁に十分な大きさの窓がつくれないので、トップライトを設置しました。

採光や風通しの役割は充分果たしてくれていますが北屋根でもこの季節は朝から強い日差しが入ってきます。
室内側にシェードを付けましたが、それでも暑いのでシェードとガラスの間にスチレンボードをはめています。



左からガラスのみ、シェードのみ、シェード+スチレンボードの写真です。
朝9時ころ表面温度を測ったところ
ガラスのみ=53.4℃、シェードのみ=41.1℃、シェード+スチレンボード=36.3℃、
天井=27.4℃でした。

断熱材が入っている天井と比べると、熱的にかなり弱点となっていることがわかります。
冬の場合も同じことが言えます。
18年前の仕様なので、今はガラスもシェードも断熱性能が上がっていると思いますが、
本当に必要な場所でなければ、安易にトップライトは付けられないなと改めて感じました。

天井から青空が見えるのは気持ちいいですけどね。