最小限玄関庭

小満・蚕起食桑

「鷹の台の家」では北側にある玄関の前に小庭を作りました。
およそ1メートル四方の小さな場所です。

南の庭を確保するために建物を北側に寄せた時に出来る、通路のような場所を無駄なく利用しています。

玄関先に少し緑があるだけで、随分と家の雰囲気が柔らかくなります。
ポーチを囲むように廻した塀は杉の板材を塗装したもの。
ソヨゴの木の背景として、小庭を引立ててくれています。

木を植える場所が十分にとれない時、あえて小さく限ることで、その場所を引き立てることができます。
心地の良い家づくりの工夫の一つです。

鷹の台の家

「鷹の台の家」
施工:大丸建設
設計:木下治仁建築設計事務所