そうだ京都、行こう。

穀雨・牡丹華

銀閣寺と言えば?
銀色に輝く観音殿があったと願っていました。
ちなみに、2007年の調査で銀箔は貼られていなかったと分かったそうです、残念。

さて、もう一度、銀閣寺と言えば?
日本史の教科書にも出てくる有名な書斎。
東求堂(1486年建立)と呼ばれる阿弥陀堂に、四畳半の書院「同仁斎」があります。
先日、初めて見る事が出来ました。

足利義政が過ごした書斎は、今日の和室の始まりと言われています。
違い棚と付書院、明かり障子が設けられた書院造の原型です。

義政公の時代から約500年経ち、和室(畳の敷いてある部屋)のない家も多くなりました。
近代の住まいは、新しい設備による暮らしの変化から間取りの移り変わりが見られます。
現代の日本では、書院造のような畳の部屋ではなく、寝殿造のような板の間の部屋の一部に畳を敷いた、くつろぐ場所として畳を取り入れることも考えたいです。

そうだ京都、行こう。