おもてなし

穀雨・葭始生

正午茶事に誘われ、参加してきました。

「正午茶事」とは?、文字そのままです。
正午頃に席入りをする茶事のことで、懐石に始まり濃茶、薄茶と頂きます。

初めての茶事でしたが、亭主が緊張をほぐすように、また、スムーズに茶事が進むように、時にはユーモアを交え、献立や作法、道具などを説明して下さりました。

あっという間の楽しい二刻(約四時間)でした。
亭主は多くの時間を掛け、ご準備なさったと感じます。
また、その「もてなし」に応えるためには準備が必要であると感じました。

千利休の時代から続く茶事。
現代に生きていることを忘れ、その時代へタイプスリップしたような体験が出来ました。

茶事が終わった時に感じた清々しい気持ちが忘られません。

おもてなし