我が家の絵本は長男が小さなころから集め始め、約200冊近くになりました。もともと私自身が母にたくさん絵本を読んでもらっていたこともあり、絵本が大好き。絵本を選ぶときは、幼かったころに好きだった絵本を選ぶこともよくあります。「どろんこハリー」や「はじめてのおつかい」、「モモちゃんシリーズ」も懐かしい。子どもが生まれてからは自然と絵本がかかせない存在に。毎日、3~5冊の絵本を読むことが日課になりました。
絵本の読み聞かせを始めると、子どもたちの表情がおもしろい!見たこともない真剣な表情、言葉が出ないほど嬉しそうな目、ちょっと怖い場面では顔を手で覆ったり、かと思えばげらげらと笑ったり・・・絵本の中の登場人物になり、物語の中の時間を過ごしているんだと思います。なんとも想像力豊か。子ども達はもちろん、読んでいる私にとっても幸せな時間です。
毎月開催しているベビーマッサージレッスンでも、毎回絵本の読み聞かせをしています。0歳の赤ちゃんに絵本の読み聞かせ?と言われる方も時々いらっしゃいますが、絵本は絵で文章を伝える力も持っているので、まだ言葉を話せない赤ちゃんも目からお話を聞くことができます。そして、お母さんの声の温かさ、優しさも感じていることでしょう。赤ちゃんが絵本を大好きな理由がわかりますね。あの澄んだ、キラキラした瞳で聞いてくれる赤ちゃんたちは本当に天使のようです。
この夏は、子ども達と一緒に県のイベントで手作りの絵本にも初挑戦しました。お話を考え、絵を描き、文字を入れ、製本。最後にお互い発表をします。たくさん考えて、失敗もして、途中あきらめそうにもなりましたが4日間の講習でそれぞれ一人1冊、計4冊の絵本が出来上がりました。絵本をつくる過程を知ることで作家さんの想いを感じ、1つのものを作り上げたことで達成感もあり、子ども達にとって貴重な経験になったと思います。
その絵本作りを経験させていただいたのは姫路市桜山湖畔にある"こどもの館"。自然の中にあり、開放感のある親子にぴったりの大型児童館です。児童図書室もあり、司書さんに絵本選びの相談もできるのがありがたい。ちなみにわたしは、秋からこちらで「ひょうご絵本の伝承師養成講座」を受講中です。