暑い夏がやってきました。私が勉強させていただいている加古川市八幡の畑。
無農薬・無肥料・土の中の生き物を大切にする、少し珍しい農法。
畑では夏野菜がすくすくと育っています。
キュウリ、ナス、トマト、オクラ、紫蘇、空芯菜、とうもろこし・・・
太陽のエネルギーをたくさん浴びて育つ夏野菜は成長が早い!
1日採り忘れたキュウリは、30センチ強の巨大キュウリに変身してしまいました。
それでも、無農薬・無肥料、かつ土の中の生き物に育てていただいた安心&安全な野菜は無駄にせず、全ていただきました。
種が大きくなっている部分をスプーンで取り除いた後、サラダとお漬物に。
不思議なもので1本のキュウリなのに、種の大きくなっている部分は瓜のような味。
そこ以外は普通のキュウリの味がします。どちらもほのかな甘みがあり、おいしかったです。
自分で育てる、ということにはとても意味がありますね。
次男は、野菜嫌い。緑色のものは普段口にしません。
先日、次男が通う幼稚園で育てているオクラに初めて実がなり、収穫しました。
普段なら絶対に食べないオクラですが、その日は1本のオクラを大事そうに持って帰ってきて、夕飯で食べました。
こうやって自分で育てることで、植木鉢1鉢からでも「食べ物にも命がある」「命をいただいている」ということを感じることができたのだと思います。
我が家の庭にも、この夏から小さな畑作りを始めました。
もちろん八幡の畑と同じ農法。
土づくりは主にリサイクルセンターで頂いたウッドチップを使っています。
今は、生き物に住んでもらうための準備期間。
子ども達にも、畑を手伝ってもらいます。「自分で育てる」という経験を積み重ねてもらい、
言葉ではなく、体験を通じて命を感じてもらいたいと思います。
この夏休み、野菜と子ども達の成長が楽しみです。