丸太を使った教会

丸太を使った教会

カトリック新発田教会は建築家アントニン・レーモンドの設計によって1966年に竣工しました。象徴的な杉丸太を組み合わせて造られた小屋組は、厳粛な教会にもかかわらず、訪れた人々を温かく迎え入れてくれます。和紙を使ったステンドグラスから差し込む陽の光も穏やかで、不謹慎にも居心地の良さを感じるところでした。杉丸太だけではなく、壁のレンガも近在で作られたものとのこと。現在まで透水などの被害を出していないところに質の高さを感じます。

 
同氏による設計では他に軽井沢聖パウロカトリック教会が有名ですし、夏の家は移築改修され、現在ペイネ美術館として公開されていますので訪れた方も多いのではないでしょうか。