季節外れの

季節外れの

東京では今年、40年ぶりの連続降雨日の八月でした。湿度が高く蒸し暑い日が続き、カラッとした青空を見ることはほとんどなく過ぎてしまいました。
住いを考える場合、僅かですが設計する季節が影響することがあります。暑い夏に設計する場合、寒い冬の事をどこか頭の端に追いやりがちになります。そこで季節外れではありますが冬のひとコマを見ていただこうかと思います。
5年前の新潟市です。屋根に積もった雪の重さは新雪では比較的軽いのですが、時間がたつにつれて重くなり、写真くらいに締まった状態では1立法メートルあたり200~300kgくらいはありそうです。ポーチの屋根には40cm程度の積雪がありますから、1㎡あたり80~120kgくらいの計算になります。

 
地域を考えるという事は、自然を感じ生活を考えるという事になるようです。