金沢での出会い

鈴木大拙館

明鏡止水をあらわす水面に、設計者の仕掛けによって時折水紋がつくられます。
光の加減で水紋は水際に建つ壁面に反射し、柳の葉陰に正確な円の軌跡を映し出します。
仏教哲学者・鈴木大拙の言葉に出会える記念館「鈴木大拙館」建築家・谷口吉生氏設計。


金沢21世紀美術館内に置いてあったウサギの椅子「ラビットチェア」
なんともかわいいですね。
そして屋外展示の「まる」
中に入ると、また一味違った不思議な感覚になります。
共に美術館の設計者「SANAA」のデザインです。

梅ノ橋

「鏡花のみち」を浅野川沿いに歩くと梅ノ橋があります。
木製の高欄と桁隠しのある橋で、ひがし茶屋街へと通じています。
夜になるとライトアップされ、渡る人にとっては異世界へのとば口のようです。
金沢の夜は、闇と灯が絶妙な印象をもちました。