南青山にある「根津美術館」に行ってきました。
茶室や石灯篭などが点在する広大な日本庭園をもち、美術館には絵画や書跡、石仏や青銅器などを展示しています。現在の美術館は、新国立競技場の設計者でもある隈研吾氏の設計で2009年に新装開館されました。竹林と竹の壁に挟まれたアプローチは、結界の狭間を導くような静謐な雰囲気を創りだしています。
最近の傾向でしょうか、どの美術館に行っても、外国人観光客の姿が多く見られます。浮世絵の太田記念美術館の時もそうでしたが、皆さん熱心に解説に耳を傾けたり、展示物に見入っている姿が印象的でした。