風景のなかの建築 no.2

兵庫県南あわじ市

風景のなかの建築 no.2

高松出張の際は高速バスで淡路島を通過します。車窓から見える風景の美しさに魅かれ、何度か自転車で訪れました。こちらは美しい松林で有名な慶野松原の近く、湊港の民家です。シルバーグレーに変化した外壁、建具の杉板の素材感、通りに面した妻面プロポーションの美しさに見惚れてしまいました。

「2階の窓の腰壁は36cmくらいかな。窓を開けると、おおらかな風景と共に潮風が気持ち良く通り抜けるのだろうな。」などと想像してしまいます。魅力ある民家に出会うことができるのが、自転車旅の大きな喜びです。