秋田県仙北平野、田園風景の中に、農家の納屋を改修した星耕硝子の工房とショールームがあります。全国のお取り扱い店にて開催される「個展」や、企画展にも参加。公募展「日本民藝館展」に何度も入選されています。

星耕硝子の伊藤嘉輝さんは、ほぼ毎日、熔解炉の火を焚き続け、硝子を溶かし作業しています。展示会の在廊日以外は、ほとんど吹き場を離れません。吹きガラスの製品は、仕上げてから一夜明け、徐冷炉から製品を出します。一日に出来るガラスは、この「徐冷炉」という箱に入るくらいの数です。

「いよいよガラスのシーズン到来です。冬のガラスもいいものですが、使いたくなるのは、やはり夏でしょうか？　健康で 無駄がなく 真面目で 威張らない、素直な作品作りを心がけております」と伊藤さん。

星耕硝子の吹きガラスは、手に取った時の馴染む感触が心地よく、厚みがあり割れにくく、普段も使いやすいものばかりです。ガラスという素材でありながら、不思議と温かみややわらかさを感じます。

伊藤嘉輝さんと亜紀さんご夫婦が営む星耕硝子は、今年で21周年になりました。星耕硝子に関わってくださった全ての皆さまに心より感謝いたします。どんな方が使ってくださるのでしょう。どうぞ、喜んでお使いいただけますように。

今回は星耕硝子の「ピッチャー小」をグリーンとクリアの各色1名さま合計2名さまにプレゼントいたします。

サイズ:注ぎ口含めた口径9.5〜10㎝×高さ12.5～13.5㎝位
※手仕事のため個体差があります。