ＪＲ西荻窪駅北口から徒歩3分、商店が建ち並ぶ路地裏にある364（サンロクヨン）。食べること、使うもの、すべては日常の普段使いなのだから飽きのこない『良さ』がつづくことがいちばんだいじ。毎日のことだから、使う意味のあるものをえらんで。という想いで作り手たちが手間を惜しまず、丹精してつくった食材や生活の道具を中心に扱うお店です。外から店内を一望できるほど大きな窓、すっきりと並ぶ商品は凛とした佇まいです。

今回お薦めいただいたのは蜜ろう塗装、桶栄の飯しゃもじです。桶栄は明治20年に東京の深川に開業した桶屋です。桶には樹齢300年の木曽産天然椹（さわら）を、しゃもじには樹齢100年の天然檜を使用し、職人がひとつひとつ全工程を手道具のみで、削り仕事をしています。長年愛用しているという飯しゃもじを実際に見せていただいて、柾目の美しさに驚きました。10年経年しているとは思えない状態の良さに、大切に長く使用できることのありがたさに感動しました。「100年の材、飯しゃもじって贅沢ですよね。持ち手はしっくりと手に馴染み、とても使いやすいんですよ」と教えて下さったのは364（サンロクヨン）の駒井さん・二所宮さん。

今回は桶栄の飯しゃもじを3名の方にプレゼントします。

毎日の生活が豊かになりますように。

<飯しゃもじ手入れ方法>
・柔らかい布やスポンジで洗った後、自然乾燥してください。
・食器洗浄機・乾燥機は使用しないでください。
・蜜ろう・オイル等をすり込み、表面を保護することができます