住宅雑誌「チルチンびと」97号掲載 鹿角市移住体験ツアーレポート
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平野農園にてブルーベリー狩り。和歌山県から移住した新規就農者・西川翔太さんの説明を受け、摘みながら食べ比べも。創業50年を数える「柳田きりたんぽ」。女将さんの柳田亮子さんや職人さんに教わりながら自分で握った、焼きたてのたんぽの味は格別。100鹿角の「暮らし」を伝えたい「自分の経験を生かしたツアー内容にしたかったんです」。そう話すのは、鹿角市移住コンシェルジュの勝又奈緒子さん。川崎市出身で、夫の父の実家が鹿角市という縁で移住して1年が経つ。自身も移住者であることから、移り住む前に知りたかったことを知り、会いたかった人に会えるよう、1年間の活動を通して得た地元の人とのつながりを生かし今回の移住体験ツアーを企画した。 ツアー初日は、梅雨明け前の晴天に恵まれた7月14日。三連休を利用して神奈川県から2組の家族が参加した。サカレさんの奥さんは、祖父母が住んでいたため幼い頃に鹿角を訪れたことがあるが、インド出身のご主人は今回が初めて。黒沢さん一家もご主人以外は初めて鹿角を訪れた。「星空がとてもきれいだったのが忘れられないので、妻や子どもたちにも見せてあげたい」とご主人。サカレさん夫妻も「ホームステイなんてワクワクします」と目を輝かせる。八幡平エリアと大湯・十和田エリアの2コースに分かれ、移住コンシェルジュ案内のもと2泊3日の移住体験が始まった。「移住コンシェルジュ」とは地域おこし協力隊員のこと。鹿角市では移住・定住促進のため、2015年より県外から採用している。“外”から見た鹿角の魅力を発見し、情報発信してほしいという意図からだ。今年3月に第1期生が3年間の任期を終え、4名すべてが定住している。「私たち地元の人間より、彼らのほうがよっぽど鹿角の暮らしを楽しんでいますね」と話すのは、政策企画課・鹿角ライフ促進班の政策監の黒澤香澄さん。今回のツアーには、コンシェルジュが自ら出ブルーベリー狩りスキージャンプ台たんぽづくりスポーツ複合施設「アルパス」にて、元オリンピック選手の須田健仁所長の案内でスキージャンプ台に登った。頂上からは鹿角のまちが一望でき、一同大満足。2家族合同7月16日3日目

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