住宅雑誌『日本の美邸 JAPAN QUALITY』2号 チルチンびと別冊
14/25

設計=益子義弘/益子アトリエ施工=木内工務店写真=輿水 進長野県三笠の山荘仲間たちの集いの場として、木立に囲まれるように建てられた2棟の山荘。それぞれの建物には、居場所の重心をつくるべく、暖炉が設けられている。火をくべれば、一人そしてまた一人と、火のまわりに仲間が集いだす。仲間が長年集っていた山荘を建て替えることになったのが計画の端緒。時にはグループ、時には家族が過ごすことを想定し、大勢が集う棟(A棟、左)と、少人数が宿泊できる小さな棟(B棟、右)の2棟を建てることに。70

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る