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宮崎竜成「その声は歌になるか、その音は律動するか。」 12月4日(金)~12月13日(日)

宮崎竜成「その声は歌になるか、その音は律動するか。」

 

その声は歌を求める。その音は律動を求める。

あらゆるものは居場所を必要とする、自分自身は何者なのか、相手にとって自分自身はどのような存在か。と、同時にその居場所が息苦しいほどに己の首を絞めることだってあるだろう。同じ場所に留まることに対して自分を切り離す欲求、あるいは同じ場所に留まることで自分が霧散してしまう不安。どちらも相反するものではあるが、共に自分の身体を身体としてなんとか留めようとする切実な願いに他ならない。

身体は、あるいは世界は常にバラバラで複数的なものとして共存する。故に、それを繫ぎ止めるものがなければ途端に破綻し、跡形もなくなってしまう。それを受け入れることはとても心地が良い。しかしそこで行き着くところは「死」であり、多様性の過剰であり、未来の放棄だ。居場所とはある種の制約と言える。制約が身体を安心させる。それが過剰になると、現在という時間に縛られて窒息してしまう。

なぜ制作をするのか。制作をしながら生活するのか、生活が制作なのか。きっと様々なことが言えるだろうし、その都度答えは違ってくるのだろう。ただ、制作は、未来が確定されないことを前提に制約を受け入れることによる生成変化なのだと思う。身体が失調しながらも同時に回復し続けること。それは歌だ。ある制約から解放され不確定な未来に突き進む衝動、しかし、様々な声を制約の中で秩序づけること。その繰り返しによる変化を喜べるような、そんな歌。また、個人の声は様々なものとの切断と統合によって律動する。不共可能なものが共存するために。それを世界と呼んでみる、(わたし)は世界になる前の音に耳を澄ませて、歌う。(あなた)は?

その声は歌になるか、その音は律動するか。

Ryusei Miyazaki

 

【日 時】

2020年12月4日(金)~12月13日(日)
11:00〜19:00
※最終日 〜16:00

 

【場 所】

彗星倶楽部
石川県金沢市三社町11-8-1

 

– 展示内容 –

映像+パフォーマンス

 

■アーティストトーク

 

【日 時】

2020年12月5日(土)
15:00〜16:30

 

【ゲスト】

大下裕司(大阪中之島美術館準備室 学芸員)

 

■パフォーマンス

 

【日 時】

2020年12月4日(金)11:00〜18:00
2020年12月6日(日)14:00〜18:00
2020年12月9日(水)、13日(日)11:00〜19:00

 

※パフォーマンスは時間中訪れた観客と対面で行います。
※順次ご案内になりますのでお待ちいただく場合もあります。

 

※詳しくはこちらをご覧ください。

 
 

 

 

住宅雑誌「チルチンびと」

1997年の創刊以来、環境・風土と共生する木の家づくりと
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*誌名「チルチンびと」について*

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“チルチン”とは、食用や薬用に
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“ビ” は接続詞、
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大地の恵みと天の恵みをつなげたこの地名は、
ナバホの人びとのゆるぎない暮らしぶりを語ってやまない。

 

チルチンびと広場

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