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8月31日(木) ~

9月5日(火)

Masakane Abe SOLO EXHIBITION「渦中の天_ begin to spiral」

Hidari-Zingaro Masakane Abe SOLO EXHIBITION「渦中の天_ begin to spiral」

2023年8月31日(金)よりHidari Zingaroでは、「GEISAI#22&Classic」で特別審査員Zaptio賞を受賞された、安部正兼による個展「渦中の天」を開催いたします。

2023年4月30日に東京ビッグサイトで開催された「GEISAI#22&Classic」。これまでに100名以上ものアーティストを生み出してきた、アーティストインキュベーションイベントであるGEISAIは、昨年に8年ぶりの復活を遂げました。今回のGEISAIは【29才以下】対象のGEISAI#22に加え、【30歳以上】限定のGEISAI Classic併催。村上による記念NFTの配布や特別審査員を務めたRTFKTとのコラボレーションイベントも同時開催するなど、盛況のうちに閉幕いたしました。

全受賞者13名の個展を2023年7月から2023年12月にかけて、次々と開催いたします。本展覧会はGEISAI#22&Classic受賞者展の第四弾となっております。

GEISAI#22&Classicの審査員が見出した、新たな才能を是非ご期待下さい。

《GEISAI#22&Classic特別審査員 Zaptioのコメント》

「まずエイリアンとかを彷彿とさせる作品で自分はエイリアンが大好きなのでそこが一番なのですが、色々聞いたら、夢の風景からとったモチーフで制作されてるということが素晴らしいと思いました。あとは色々な作品がありましたが、どれもご本人の作品であるという性質が表れているような、すごく安定した作品であったこと、それから素材もテラコッタというすごい難しい素材を使って作られているなど、色々な理由から選びました。 」

《作家からのメッセージ》

私は普段、陶で作品を制作しています。土をこねて造形をするという行為も、長く続けると自身にとって当たり前の、生活の一部となってきたような気がします。それでも、初めて粘土に触れたときの、指先から直に身体の動きの痕跡として実体が現れる感覚は、今でも鮮明です。思い付きに応じて変形する陶の素材性は、私の身体に則した、自由な素材だと感じます。

私にとって造形をしていくことは、頭で形を空想し、手で形を組み立てる、手から生まれた形を見て、再び頭で接合する空想を作り上げる、その行為の繰り返しです。空想と組み立てとを相互に繰り返していく中で、思い付きに形を変えたり要素を増やすと、想定していた完成の調和を外れて、次から次に空想が膨らみます。様々な空想は渦を巻くように膨張を続け、どんどんと誇大していきます。そうして出来上がったものの形は、何かひとつの完成に行き着いていて、それでいて未だ膨張の最中にあるようです。

本展ではその空想の渦中をご高覧いただけますと幸甚です。最後になりましたが、本展開催にあたり、このような機会を下さった村上隆様、zaptio様はじめ多大なるご協力を賜りました関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。

安部正兼 Masakane Abe
1999年 神奈川県生まれ
2021年 多摩美術大学 美術学部 工芸学科 陶専攻 卒業
2023年 多摩美術大学 大学院 美術研究科 工芸専攻 陶研究領域 卒業
日 時2023年8月31日(金)~9月5日(火)12:00〜19:00
※閉廊日 水曜日
場 所Hidari Zingaro 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 3F
H Phttps://zingarokk.com/gallery/hidarizingaro/
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備 考※詳しくはこちらをご覧ください。

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