6月23日(金) ~
7月1日(土)
テーマ展「夏を粧う」 河原雅子・奈良平宣子・cliccmi
夏のお出掛け気分を盛り上げる、アクセサリー、帽子、バッグなど、3組の作家の作品をご紹介いたします。
cliccmi by Thomas Giesen ジュエリーマイスター、トーマス・ギーゼンのカジュアルライン、クリックミー、アクリルと天然石を自在に組み合わせて完成する旬度の高いアクセサリーです。 20色以上の色が揃ったベースとなる特殊アクリルは、曲面は光沢仕上げ、平面はマット仕上げ、と心憎い演出がなされ、天然石ボールは、一つ一つを7mmに仕上げるという熟練の職人技ならではです。 アクリルとボールの巧みなセッティングは、アーティストが手磨きで調整しています。 その方ならではの個性が作れる1000通り以上の組み合わせ、あれこれと選ぶ楽しみ満載です。
河原雅子 Masako Kawahara タックやステッチでアクセントをつけシンプルな布地にひと手間加え、ニュアンスある帽子に仕上げたり、ブリム(つば)に微かな角度をつけたり。 長いキャリアと高い技術ゆえに帽子の本質を理解し、敢えて気負いのないデザインでありながら、被る方の個性で完成する、そんな作品作りをしています。 今回は、麻ブレード帽子の左右の高さを変えたり、ライン模様を非対称にしたりと、遊び心のある粋な演出も潜んだ作品を発表いたします。
奈良平宣子 Noriko Narahira 現代美術のインスタレーションから身近で楽しめるものまで、ミシンステッチを駆使した様々な表現で、国内外において幅広い制作活動を続けています。 布とステッチで透明感のある“日本のレース”を提案したり、素材もシルクやウールから、和紙、ハードネットまで自由に使いこなしたりと、鮮やかな色同士の難しい組み合わせも巧みにまとめています。 今回は、ミシンワークを駆使したアクセサリーや、素材の面白さや特質を生かして、異素材で組み合わせたバッグなど、遊び心満載の楽しい作品を発表します。