書 アート 菊池　彩（墨彩会主宰）

伝統芸術のひとつとして、書の魅力は余情を大とする簡素な美、線質を追求する奥深さ、墨色の無限の変化等にあると思います。字の上達と共に、自分磨きのひとつとして、誰でも深めていただけるよう、とくに基本を丁寧にご指導させていただいています。漢字、仮名、墨象等、古典の臨書を中心にお稽古しています。本当にいいものを次の世代にお伝えしたいと願っています。(教室　京都　詩仙堂、大阪　豊中、自宅）

1979年　故・酒井葩雪師に師事。2002年に独立。以後は無所属で独自の美を求め、「書アート」としてデパート等で個展活動を続けています。2007年、東福寺元管長故・福島慶道老師に思いがけないご縁をいただき、初めて禅に出会いました。「禅も書も同じ」とお聴きし、揺れていた私に芯が入りました。以後、「自然」と「禅」と「書」の融合した作品を目指しています。

//　作品紹介

01:「福」（小パネル）
小さな小さな「福」が静かに広がって、世界中の恵まれない人々に降り注ぎますように――

02:「月は掌に」（軸装）
禅語「水を掬すれば月は手に在り」から、手で水を掬えば月は掌に宿ります（掌の水に月が映る）。掌の月は仏様であり、ほんとうの自分自身でもあるのです。仏様はいつ、どこでも真の自己の中に居てくださいます。

03:「ゆ免（め）」（額装）
“ゆめ”ってなんだろう――宇宙からのメッセージ・・・？はかなくて不思議な無限の広がり・・・時には、アイデアをそそいでくれて、希望を目標にしてくれる不思議な力。

04:『風のしずく－菊池 彩 書 アート 作品集』　京都新聞出版センター刊　104頁
30年間の創作活動の節目として初自費出版。2007年全国新聞社出版協議会主催「自費出版大賞」で最優秀賞をいただきました。

価　格:3,800円（税別）＋送料

05:『祈りの美 祈りのしずく』　菊池 彩 （著）

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