木造プロジェクトin KOREA(no.2-2)

以前、模型でお伝えした韓国での木造プロジェクトの第二弾。先週、建て方の現地指導に韓国へ行ってきました。

木造プロジェクトin KOREA(no.2-2)

現地も気温が上がってきて、建て方当日も快晴で上棟日和。この日黄砂はほとんどなく、空気も澄んでいて見晴らしの良い敷地で思わず深呼吸。現地の大工親方は普段、内装の仕事がほとんどでツーバイフォーの経験はあるが、日本の在来工法の本格的な継手や仕口を施工するのは初めてとのことだった。コンテナ内に積み上げられた日本で加工した構造材や増作材を説明するところから始めたが、現地の親方とその息子さんを始めチームの5人が熱心に取り組んでくれたおかげで無事上棟することができた。

木造プロジェクトin KOREA(no.2-2)

清平の家(CG)

以下、設計趣旨。
前回同様、RC造+木造の混構造で、大学院時代の友人(台湾と韓国)との共同設計。場所はソウル中心部から車を走らせ1時間ほどの山塊。別荘地のような敷地からの眺めは抜群だが、建売を前提としている造成にはやや強引なものを感じた。
あたえられたのは細長い敷地。まず始めに提案したのは、建物云々ではなく外構計画。造成で著しく損なわれた緑をできるだけ元に戻す提案をした。特に敷地北側をこの場所にある樹々で満たし、この後に続く北側の家に対して庭を提供するような配置計画とした。建物に30度の角度がついているのはその為で、この裏庭を通って家の玄関へアプローチする。2階からは左右で異なる景色を眺望とする部屋を用意した。左側は崖でその下には澄んだ川が流れている。右側は道路を挟んで家が立ち並ぶ予定なので、そうしたことを考慮した平面計画となっている。今年の夏頃に完成する予定。