滋賀県守山市
プロポーザルで選定され、11/1オープンの真新しい図書館に訪れる機会がありました。新しい建築を訪問するのは久しぶり。こちらは正面玄関。平面上、扇の要の位置に入り口があり、全体に放射線状に広がるプランです。こちらの面は建物高さを比較的、低く抑えています。
内外とも杉をストライプ状に配置しているのが特徴的。敷地北側に流れる川に対して、建物ボリュームが大きくなり、2層吹抜けの巨大ガラス開口があります。北側だから大開口から強烈な日射がはいっても大丈夫とみる。
玄関の他に出入り口が数カ所。川は公園として整備され、建物内部と気持ち良くつながっています。
プランに応じて、屋根も上がって2階となり、必要ボリュームを稼いでいます。
そこかしこに閲覧スペースがあり、好きな自分の居場所が見つかりそうです。
「こうでなければいけないこと」と「もっと自由に考えていいこと」。設計に対する考え方に思いを馳せる機会になりました。新しい建築をもっと見に行こう。