チルチンびと 別冊66号「民家の再生と創造③」
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家づくりを通じて 持続可能な 社会に貢献2021年1月末、愛知県一宮 市にあるエコ建築考房の敷地が拡 大し、住まいと暮らしの体験展示 場「econos」としてグランドオー プンした。これまでの本社・ショ ールーム、薪ストーブの店「暖々」 に加えて、住宅展示場から移築し たモデルハウス「くほんの家」と、 リフォームモデルハウス「ここん の家」が新たに加わったのだ。  同社の喜多茂樹社長はeconos オープンについて「私たちがめざ しているのは、よい住まいをつく り、お客さまに長く住んでいただ くこと。敷地拡大にあたっては太 陽光発電など再生可能エネルギー を採用し、これまで取り組んでき たFSC認証木材使用とあわせて、 家づくりを通して持続可能な社会 に貢献したいと考えています」と 語る。  そうした思いは、土地を取得し た際の古家を全面改修した「ここ んの家」にも反映されている。「せ っかく家があるなら、壊すのでは なく、改修してお客さまに見てい ただけるようにしようと考えたの です」(喜多社長)。

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