雑誌「チルチンびと」95号掲載 栃木県 無垢杢工房㈱イケダ
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879つくっていることも特徴だ。 取材時に製材していたのは、70〜80年生の見事なケヤキ。池田社長と晃徳さんが計測すると、直径80センチ×4メートルもあった。「弊社の製材機は針葉樹も広葉樹も挽けるもので、今製材しているのは家具に使う銘木です。挽いた材は、3〜5年ほどかけて乾燥させ、狂いを矯正してから家具材に加工します」(晃徳さん)。 現在は、父である池田社長から、木の見方や生かし方を学んでいるという晃徳さん。地元産の無垢の木材を使った同社の家づくりは、新たな世代へと受け継がれている。1 製材中の材を計測する池田父子。 2 製材を担当する社員は5名。製材して出るオガクズは、牛の敷き藁代わりになるため、近くの牛舎に譲っている。3 家具用の銘木の狂いどり。3〜5年乾燥させた厚板を手鉋で仕上げる。 4〜6 ストックヤードには、家づくりに必要なあるゆる部材が保管されている。中には9を超える材や銘木も。 7〜9 無垢杢工房 ㈱イケダの家具工房にて。家具職人の永峯健二さんは、晃徳さんからの依頼で家具を制作する。7資料請求番号9513

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