チルチンびと 別冊63号「コンパクトな敷地を広々と県産材で叶えた愛らしい平屋」
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県産材で叶えた 広々と居心地のよい住まいと、お姉さん。  そんなおり、姉妹にとある機会 が訪れた。「コロナで、時間がで きたんです」(お姉さん)。  全国でステイホームが叫ばれた 2020年春、多忙な姉妹にも家 づくりを進める余裕が生まれる。 5月から何軒かモデルハウスや見 学会を回り、念願の響屋のモデル ハウスにも足を伸ばした。「玄関 を入った瞬間、ここに決めた、と 思いました」(U姉妹)。  同年 10 月から設計相談を開始し、 翌年1月に着工、5月、念願だっ た住まいへ引っ越した。住み心地 を尋ねると、「すごくよく眠れる んです」とお姉さん。「施工中の 仮住まいも悪くなかったのですが、 ここに越してきたら、あまりにも 居心地に差があるので驚きまし た」と言葉をつなぐ。  響屋の家づくりにとって、何よ りも大切なのは業種を超えて培っ てきた仲間だ、と渡辺社長。「最 良の材を供給し続けてくれる高見 林業はもちろん、設計イメージの 実現に必要な部材を面倒がらず引 き受けてくれる田村材木店や、腕 のいい大工さんたちなど、信頼で きる仲間がいるからこそ、響屋の 住まいは実現します」と言葉に熱 をこめた。

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