雑誌「チルチンびと」102号掲載 熊本県 ㈱未来工房
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1遊び疲れてそのまま寝そべっても気持ちい木の床。 22階からリビングを見下ろす。 3お絵描きが大好きな子どもたちの絵には幸せな毎日の光景が溢れる。写真1・3=いわいあや写真2=未来工房う。「うちは帰ってきたら子どもも大人も、すぐ裸足になりますよ。梅雨時もジトジトした感じがなく気持ちいいです」(奥さん)。 以前住んでいた家はクッションフロアで、裸足で歩くとペタペタとしたが、今の家では歩くときに木質のやわらかさを実感しているを見守っている。 レッドパインの床材の下には、ウールの断熱材が入っており、床暖房なしでも十分暖かいそうだ。また、珪藻土の塗り壁には調湿効果があるため室内がさわやかだ。薪ストーブに火を入れると木の床が蓄熱し冬場でも暖かくなるとい312134取材・文=佐藤友美そうだ。「子どもが外遊びの砂をたくさんつけて帰るんですけど、裸足で歩いてるのですぐに汚れにも気づけるんです(笑)」(奥さん)。「床板に子どもがつけた傷もいずれは思い出になって、将来〝誰がつけた?〟と笑い話にしたいです」(ご主人)。

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