雑誌「チルチンびと」108号掲載 福岡県 注文住宅 ㈱未来工房
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四季を 感じる暮らし できあがった住まいは「夏は涼しく、冬は薪ストーブと木のぬくもりが格別です。すべての時期が楽しめる家だなと、素直に思えます」とご主人。「梅雨時期も快適でした。中庭のおかげで、家に居ながら季節を感じられます。仕事が忙しいのですが、もっとこの家でゆっくりしたいです」と奥さんも続く。未来工房・参与の馬場勇人さんは「燻煙処理で調湿性を高めた無垢の一本ものの構造材と羊毛100%の断熱材の組み合わせで、室内の湿度を快適(40~60%)に保っているのです。宮木邸は塗り壁も多いので、なおさら心地よいですね」。3シーズン窓を開けて過ごせる九州の風土に最適な家が完成したと説明する。 質のよい素材、設計、職人技が見事に合わさった住まいは、まさに非日常の安らぎを感じさせた。

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