木の香りに 癒される空間 ゆとりある平屋の暮らしを提案するモデルハウス「木乃香-konoca-」の玄関を入ると、天然乾燥材の良い香りと澄んだ空気に包まれる。エコワークスの小山貴史社長は「かねてより提言している『地域に根ざす家づくり』の発信の場としてふさわしい建物をめざしました。構造材は100%熊本県産材を使い、さらに床材にも九州産の杉を浮造り加工したものを用いています。天然乾燥の木の香りによる癒しの空間を感じていただけると思います」と話す。 このモデルハウスのさらなる特徴は、温熱環境にこだわっていること。「すぐれた断熱性能に加え、冬は床下エアコン1台で全館暖房を、夏は小屋裏に設けたエアコン1台で全館冷房を実現しています。高性能な温熱環境による心地よさも体感していただけたらと考えています」(小山社長)。 暮らしの中心となる広いLDKは、木をふんだんに使ったのびやかな空間だ。訪れるお客さまの評判も上々だそうで、「このモデルハウスに来て、住まいの香りのよさ、空気の心地よさが癒しにつながることに初めて気づいた」という声が多く寄せられているという。「この展示場への来場をきっかけに、気密層の内側に合板をいっさい使わず、天然乾燥材を多用する弊社の住まいづくりに関心を持っていただいています」(小山社長)。
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