雑誌「チルチンびと」別冊40号掲載 福岡県 エコワークス㈱
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LCCM住宅とは、住宅のライフサイクル(建築〜居住〜改修・維持管理・解体)の全体を通じて、トータルでCO2排出をマイナスにすることをめざすもの。当社では、森林認証国産材の活用や天然乾燥による低炭素な建築手法により、建設時のCO2排出を低減させ、住宅のゼロエミッション化(省エネ+創エネ)による居住時のカーボンマイナスの取り組みを押し進めると同時に、住宅の長寿命化(長期優良住宅)によりカーボンマイナス期間の長期化を図ることで、低炭素社会への貢献をめざします。 エコ住宅の取り組みでは、全国でもトップレベルの取り組みをしているとの自負がありますが、実際に国土交通省や経済産業省の補助事業では、九州トップの実績を誇ります。住宅・建築物省CO2先導事業においては九州で唯一、2年連続で採択され、現在は3年連続採択に挑戦中です。また、住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(独自採択)、長期優良住宅先導事業(3年連続採択)など、着実に実績を重ねています。トップレベルのエコテクノロジーで九州型快適エコハウスを提案する当社の家づくりが、社会的に高い評価をいただきましたことを励みに、また、こうした価値観を求め、共感していただける多くの方々のためにも、今後とも家づくりを通して積極的に環境活動に取り組んでいきたいと思います。新産グループ本社にある「構造館」では、実物大の家の構造を再現。耐震性、耐久性のポイントまでわかりやすく展示。 新産グループの球磨・多良木プレカット工場。エコワークスの材はここで加工される。右/土場で天然乾燥される森林認証材。 下/熊本県球磨地方に広がる整備の行き届いた森がエコワークスの材の故郷。 太陽光発電太陽熱暖房(OMソーラー)太陽熱利用エコキュート ●ハイブリッドエコハウスの概要風力発電高断熱仕様(Q値1.9相当) 地冷熱採涼電気自動車充電日射遮蔽断熱高機能省エネナビ全灯高効率照明(LED等) 雨水利用高効率エアコン自然素材と自然エネルギーで省エネ・創エネを追求した大野城モデルハウスのイメージ図。OMソーラー+太陽光発電のハイブリッドシステムに加え、風力、地熱、雨水の利用など、徹底した自然エネルギーの利用が図られている。(P.118左上2点以外の写真提供/エコワークス)119

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