た木の感じがとてもよくて」と言うのは妻の千佳さん。「ＯＭの説明を聞いたら、ＯＭもいいと思えました。デッキを挟んで離れのような居室があったのも、二世帯という目で見るとぴったりな感じで」と貴洋さんが続ける。その後、同展示場内のすべての家をつぶさに見たという夫妻だが、心はエコワークスに決まっていたという。「このまま小さくした家を建てて欲しいと思いました。それほど気に入ってしまって。なんか、不思議な縁を感じましたね」と貴洋さん。 夫妻が出した要望は、玄関に入ってすぐ客間として機能する和室が欲しい（貴洋さん）、共働きなので室内に専用の物干しスペースが欲しい（千佳さん）といったものだった。客間については、リビングをあくまでも家族のくつろぎ空間にしておきたかったから、とのこと。親世帯については、お父さまの利夫さんからは掘炬燵のあるリビング、お母さまの百合子さんからは収納を多く、個室はゆるやかに仕切ってほしい、という要望が出されたという。エコ設備は快適かつ経済的 吹き抜けのリビングの床に秋の陽光が差し込む。開け放った窓の外にはウッドデッキが広がり、心地よい風が広々とした室内を流れる。ウッドデッキ越しに両親の居室が見える……穏やかな休日の午ユニークな障子が目を引く客間は、貴洋さんの要望で玄関すぐのところに配置されている。後、宗貞さん一家は完成したばかりの新居でのんびりとくつろいでいる。 「キッチンとダイニングテーブルが１列になっているのがとても使いやすいですね。子どもが大きくなったら、一緒にお菓子づくりをしてみたい」と、キッチンに立つ千佳さん。貴洋さんは、凛ちゃんをあやしながら満足そうに室内を見回す。この家に住むようになってから、楽しくてしょうがないという。「夜はぐっすり眠れるし、朝もすっきり起きられるようになりました。木の香りに包まれて、とにかく気持ちいいです」と貴洋さん。地元の杉を天然乾燥させた材は同社の自慢の一つだ。さらに、太陽光発電、ＯＭにオール電化も加わって、予想以上の快適さと経済効果がもたらされているという。「先月の売電は約５万円でした。節電するのが楽しみになってきています。ＯＭのお湯採りと連動したエコキュートも、節電に一役買っています」と貴洋さん。ＯＭについては、家中の空気が循環している感じが気持ちよいとのこと。ＯＭの真価を体感できる冬が楽しみ、とも話す。ご両親も「想像以上に快適です。これから野菜づくりや庭いじりを楽しみたい」とのこと。 ところで、千佳さんのお腹の中には二人目のお子さんが育っているという。素晴らしい木材、すぐれたエコ設備が、ますます賑やかになっていく一家の暮らしを、陰ながら見守ってくれるに違いない。116
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