Ｐ5 綾香さんの希望で外壁は板張りだ。「時間とともに味わいが出てくる家にしたかったんです」という佐綾香さんは、デザインや素材に強いこだわりがあった。一方の健志さんは、理科系出身ということもあり、主に機能にこだわりを持っていたという。 自然エネルギーで 自立循環できる家 家づくりに際し夫妻がエコワークスに白羽の矢を立てたのは、同社の小山貴史社長の住まいに対する考え方に共感できたことが大きかったという。「窓ガラスはこうあるべきとか、夏と冬の太陽に対して建物はこういう向きが理想的であるとか、理論的な話に納得できました」という健志さんは、自然エネルギーを生かし自立循環できる家が理想だったという。実際、OM ソーラーやDOMA く〜る（床下採涼システム）、薪ストーブの設置をはじめとするシステム申請で、NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）の補助金を受けられたという。 「うちにはテレビや炊飯ジャー、電子レンジがありません。テレビに子育てさせたくない、ジャーやレンジ
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