雑誌「チルチンびと」70号掲載 宮城県 ㈲佐七建設
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211工務店を決めた理由は見学会での長男の反応 仙台市内でも公園が多く緑濃い住宅地の一角に、昨年8月、Tさん一家の新居が完成した。子どもたちが健やかに育つ環境を求め、土地探しに時間がかかったと夫妻は口をそろえる。一方、工務店を決めるのは早かった。大手ハウスメーカーの展示場にも通ったが、奥さまがひどい頭痛を感じることも多く、化学物質の影響を疑ったという。同じ頃、友人に『チルチンびと』を見せてもらったのを機に、地元を拠点として自然素材の家づくりに取り組む佐七建設を知った。 「見学会にうかがったお宅で当時3歳の長男が喜んで遊んだんです。別のモデルハウスではなかに入りたがらないこともあったのに。子どもも私と同じ体質のようだし、佐七さんにお願いしよう、と」奥さまが述懐する。 では、どんな家を望んだのか。第一は、開放感があること。なるべく部屋を仕切らず、1階と2階も吹き抜けでつながっているのがいい。ダイニングと台所は南側に。仕事の忙リビング。前方にダイニングと台所が。ステンレスの台所は清潔感があふれる。左の大きな開口部からデッキを経て庭へ。隅に畑をつくりトマトなどを収穫。

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