雑誌「チルチンびと」66号掲載 広島県 木ごころ㈱坂田工務店
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6ページ ことを常に考えて、設計に取り組んでいると話す。 「この住宅では、ダイニングとリビングを階段でつなぎながら仕切る、勾配天井から水平に外に突き出るライン、室内具は垂れ壁をなくし、欄間ガラスで採光する設計がポイントでした。このデザインは、レベルの高い大工技術だからこそ成立します」と越野さん。  連合設計社とのコラボレーションで、「社員大工が変わりました」と、P原社長はいう。竣工式に足場職人を含め全職人を招いたところ、「感動しました」「誇りに思う」「仕事が生きがいになりました」などという声が、次々に挙がったのだという。 「安かろう悪かろうの家はつくりたくない。大工・職人が自信を持って、お施主さんに引き渡せる家を、つくり続けていきたいですね」と、高原社長は語った。 

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