雑誌「チルチンびと」94号掲載 岩手県 ㈱タカコウハウス
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212かけでご主人と二人で本社ギャラリーを訪れ、一目で気に入った。「こんな“本物の木の家”に住みたい」と感じたという。「本来は宮城県内が施工エリアですが、県境に近い場所だったのと、何よりNさんご夫妻がとても熱心だったので」と言うのは、社長の髙橋順さん。N邸の設計も担当した。熟練した大工や職人による、手づくりの良質な家を提案している。 夫妻は当初、具体的な要望があったわけではないのだとか。ただ、こんな家に住みたいというぼんやりとしたイメージがあり、タカコウハウスのギャラリーで感じた心地よさを元に家づくりを始めた。「打ち合わせを重ねるごとに、イメージが形になっていきました」とご主人。髙橋さんが夫妻の要望をていねいに汲み取り、提案をしてくれたという。「お客さまは初めて家を建てるという方がほとんど。ですから、何が必要なのか、どんな暮らしをしたいのか、とにかくよく話を134要望の本質を見抜き、イメージを形にする2

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