雑誌「チルチンびと」95号掲載 岩手 ㈲佐七建設
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を埋設して温めている(46ページ参照)。「エアコンと比較すると初期費用は2倍強ですが、それでも暖かさを体感すると、こちらを選ぶ方が増えています」と佐々木社長。Oさんも佐七建設の完成見学会を訪れて、その心地よさに感激。「値段を比較して悩みましたが、土間も温められることに惹かれました」とご主人は話す。土間そのものを温める暖房方式を採用 一関市は県内では比較的温暖な地域とはいえ、冬期には最低気温がマイナス10℃を下回る日もある。O邸では、暖房にヒートポンプ式温水ラジエーターを採用。1階の床下に7台の床下放熱器を設置するとともに、土間部分にはコンクリートに温水管特集土間のある家44上/リビングから玄関を見る。大きな開口部から外の景色が眺められ、開放感も抜群。「キッチンに立つと外が見えて気分がいいです」(奥さん)。 下左/リビングとつながる和室は、襖を閉めると独立した空間となり、客間としても使うことができる。 下右/襖を開けると、和室はリビング・ダイニングとひとつながりの空間になる。

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