雑誌「チルチンびと」70号掲載 兵庫県 ㈱平尾工務店
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65左/洗い出しの土間が特徴的な玄関を入ると、繊細な格子の建具が目に入る。リビングとの間仕切りはアクリル板のため、光が玄関にもたっぷりと入る。 右/釜から湯気が立つ。 下/玄関から直接アクセスできる2畳の和室。客間として使えるほか、非日常的な空間として楽しむこともできる。ストーブを設置しており、火のある暮らしを積極的にすすめている。「薪ストーブと自然素材の住まいとは、相性がいい。火のある暮らしを提案する機会を増やす意味でも、地域工務店のモデルハウスを設計する際には、できるだけ薪ストーブを入れるようにしている」と語ってくれた。      * 地域工務店と建築家――。火の良さを知り尽くした両者のコラボレーションによって、炎の楽しみがより幅広い層に届けられていくのだろう。

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