雑誌「チルチンびと」105号掲載 京都府 ㈱彩工房
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123133庭づくりをきっかけにさまざまな縁が広がる こうしてできあがったのは、通り土間を配した風通しのよい空間と庭とがつながる、開放的で心地よい住まい。 「地域と家をつなぐスペースでもある庭は、自然な風合いにしたいなと考えていました」(奥さん)。そんな時に、家族で訪れた琵琶湖畔のカフェの庭が気に入り、その店の庭を手がけた奥田由味子さんに作庭を依頼することに。夫妻の思いを聞いた奥田さんは、カーポートを兼ねた小さなスペースながら、何種類もの植物が緑豊かに息づく庭をデザインした。「最初から完璧につく1リビングからダイニングを見る。 2庭で採れたローズマリーを使ったチキンとジャガイモのソテーとラタトゥイユ。 3ダイニングのデッキに腰かける。「庭の緑を見ながら、のんびりする時間が特に好きです」と奥さん。 

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