雑誌「チルチンびと」別冊41号掲載 愛知県 ㈲勇建工業
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和室側から見たLDK。1階も天井は夫妻の好きな木を現しにした。ふんだんに使われた木の表情とぬくもりが部屋を包む。左/リビング側から見た和室の下地窓。見えている竹小舞は古い煤竹を使用。 右/客間とLDKは障子で仕切れるようにした。た土壁の工事を、懐かしく思いながら見ていたそうだ。 間取りで大切にしたのは階段をLDKに配置したこと。「子どもが帰ってきたときに、必ず顔が見えるようにしたかったんです」と奥さん。すぐ横に、朝日が当たるキッチン。玄関からも納戸を通ってキッチンへ入れるような動線になっている。それと大好きな木をなるべく見えるようにしたかった。木組みが見える2階の屋根裏は子どもたちのかっこうの遊び場だ。 壁以外にこの家のアクセントとなっているのは、いたるところに入れた古建具。これは勇建工業が持つストックから夫妻が選んだもの。同社では新潟からたびた左/1階LDKはカーテンではなく障子に。子どもたちは雪見障子をくぐったりのぞいたりして遊ぶ。 右/朝日が差し込む東側のキッチン。朝ご飯も気持ちよく食べられる。71

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