雑誌「チルチンびと」96号掲載 愛知県 ㈲小林住建
1/6

176LDKの主役はアイランドキッチン子育てによりよい環境を求め、家づくりを考え始めたというSさん夫妻。奥さんは「それまで住んでいた賃貸マンションが手狭になったこと、さらに二人目の子どもが生まれることになり、安心できる環境で子育てしたいという思いが強くなりました」と当時を振り返る。そこで、奥さんの実家に隣接する土地に家を建てることに決めた。 家づくりのパートナーについては「当初から小林住建さんしか考えていませんでした」と夫妻は声を揃える。ご主人の孝典さんは「小林直人社長と親戚というご縁に加えて、自然素材を使って、大工さんがていねいに建てる家づくりを知っていたので、以前から、いつか家を建てる時はお願いしたいと考えていたのです」と語る。プランを練るにあたって、夫妻が最もこだわったのはキッチンだったという。フランス料理のシェフをしている孝典さんは「仕事柄、キッチンありきというか、キッチンに関しては譲れない希望がありました」と笑う。理想のキッチンを求め、夫妻は休みの日にショールームなどを訪れて研究を重ねた。「子どもたちと一緒に料理したかったので、オープンかつ回遊性のあるアイランド型がいいと思いました。また、写真=垂見孔士 文=上野裕子南側の庭に面してLDKを設けたSさん一家の住まい。光がたっぷりと入り、心地よく風が吹き抜ける空間は、家族の笑顔に満たされている。子どもたちの成長を見守るのびやかな住まい愛知県 小林住建 S邸右/庭は子どもたちがさまざまな遊びを楽しむスペース。 左/ファサードには、四季折々の花が楽しめるよう配慮して植栽を行った。 上/香り高い沈丁花の花。 下/植木には名札をつけた。

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る