雑誌「チルチンびと」95号掲載 愛知県 ㈱エコ建築考房
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特集土間のある家所在地:愛知県一宮市家族構成:夫婦+子ども2人+父+祖母敷地面積:1342.65㎡延床面積:165.08㎡(1階116.49㎡ 2階48.59㎡) 竣工:2017年4月(工期2016年10月~2017年4月)設計・施工:㈱エコ建築考房     (設計担当:五香祐輔、施工担当:武藤邦弘)構造形式:在来工法主な外部仕上げ 屋根=ガルバリウム鋼板 軒天井=杉化粧野地板 外壁=コットンウォール主な内部仕上げ 天井=ルナファーザー貼り、チャフウォール塗り 壁=漆喰 床=杉無垢板厚38㎜に比べ、和室側の高さを下げることで以前のようにおばあちゃんが座って過ごせるようにした。 夫妻は暮らし始めてから、夏と冬で過ごしやすい場所が違うことに気づいたという。夏は風が通り抜ける土間と和室の縁。冬はやはり薪ストーブの前。食事が終わって片付けが済むとそこに座って温まる。 「これからこの家のことをもっと発見していくのだと思う。今はまだ途中」と語る奥さん。春には植え替えた桜を窓から見るのが楽しみ。以前の家の面影を残しつつ、新たな可能性を秘めたこの家と、家族はゆっくりとなじみになっていくのだろう。1F56789105南側から見た外観。建具を開け放った内側に玄関土間とリビングが見える。まわりの庭は昔からのものをそのままにしてある。 6おばあちゃんお気に入りのウッドデッキ。 7この家にはかわいらしいものがさりげなく置かれている。 8天窓を見上げると大工さんの遊び心が心を和ませる。 9家具屋さんでひとめぼれした家具。 10 前列に大塚さん一家、後列右から大塚さんのお父さん、エコ建築考房工務部部長の武藤邦弘さん、井田さん、五香さん、総務の堀江省吾さん。LDK和室和室仏間食品庫寝室洋間クローク浴室デッキデッキ洗面脱衣玄関土間子ども室セカンドリビングクローク寝室【情報はこちら】 ㈱エコ建築考房 〒491-0079 愛知県一宮市九品町4-22  ☎0586-28-3755 http://www.ecoken.co.jp/ 資料請求ご希望の方は160ページを参照取材・文=古里麻衣2F41

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