雑誌「チルチンびと」別冊52号掲載 愛知県 エコ建築考房
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65手刻みの材を、ボルト等は使わずに「車知引き」と呼ばれる伝統的な継手で継いでいる。腕のよい大工の仕事ぶりが表れている。リビングとつながる4畳の畳コーナー。「子どもにお昼寝させながら家事ができて助かっています。この子もこの家が大好きで、外から帰るとにっこり笑うんですよ」。2階からリビングを見下ろす。1階の壁は土色の珪藻土を塗り、落ち着いた雰囲気に。和室の襖や収納には、壁面の色に合わせた和紙を貼り統一感を演出している。1階東側に設けた主寝室。大屋根の最も低いところに位置するため、天井高が抑えられている。

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