雑誌「チルチンびと」別冊51号掲載 愛知県 ㈱エコ建築考房
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56写真=西川公朗 文=上野祐子2016年6月にオープンした、エコ建築考房の最新モデルハウス「神宮の家」。木の香りに満ちる健やかな空間には、「家は買うものではなく、つくるもの」という同社のモットーが息づいている。住まい手に未来を提案する上質なモデルハウス愛知県  ㈱エコ建築考房 モデルハウス 「神宮の家」レベルの高い自社設計士が     住まい手の思いをかたちにする JR熱田駅からすぐの「神宮東中日ハウジングセンター」内にある、モデルハウス「神宮の家」。建築家・田中敏溥氏が設計したこのモデルハウスは、端正な外観や庭とつながる開放的なリビング・ダイニングなど、暮らす人の視点に立ったプランが特徴だ。「神宮の家」マネージャーであり、一級建築士でもある五香祐輔さんは「来場したお客さまに、実際の暮らしをイメージしていただけるように配慮しています」と話す。その一つが、約140平米という広すぎない延床面積。4人家族が暮らす姿をイメージできる現実的な広さとし、さらに内装にも同社の標準仕様を採用している。 エコ建築考房のモットーは「家は買うものではなく、つくるもの」。このため、同社には営業マンは一人もいない。家づくりを検討する建主は、設計士と直接話をする中でプランが生まれる。五香さんは「どんな暮らしがしたいか、将来の夢は何かなど、将来の家とそこでの暮らしへの思いをお話しください。お客さまの声に耳を傾ける中で、お客さまと私たちの家に対する思いが共鳴し、カタチになるのです」と話す。 こうした家づくりを支えるのが、同社の高い設計力。田中敏溥氏に家づくりを学び、敷地条件を読み解き、住まい手の思いを汲

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