雑誌「チルチンびと」別冊43号掲載 愛知県 ㈱エコ建築考房
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55たようです。もっと気軽に利用していただきたくて1階に移動しました」とリニューアルの理由を話すとおり、立ち寄ってみたくなるような趣向が凝らしてある。 その一つが、集いの間の棚に並ぶガラスや焼き物の器たち。同社の喜多絢子さんが県内外をまわって見つけた作家や工房の作品で、委託販売をしている。選択基準は「日常使いができて、長く愛着のもてるもの」。折々に棚の内容を替えていくというから楽しみだ。 集いの間はイベントスペースとして貸し出しもしている。喜多さんは「お客さまと話していて才能をお持ちの方が多いのに驚きます。発表の機会や集まる場がないと伺い、応援したいとの思いで始めました。イベントに限らず和やかな交流の場として使っていただけたらうれしいですね」と話す。 同社が以前から行っていた「エコ生活考房」も6月から再開。天然木のバターナイフやハーブ石鹼づくりなど、地域の人も参加しての豊かなひとときになっているそうだ。 ほかに、ワークショップや地域のアーティストの展示会も企画中。家づくりを考えている人もそうでない人も、気軽に立ち寄って、面白いこと、楽しい集いの仲間に加わりませんか?上/うづくりの床が足に心地よい集いの間。「エコ生活考房」はここで行われる。 下左/畳の間。キッズスペースや掘炬燵があり、子連れでもゆっくり打ち合わせできる。 下中/ダイニング風の打ち合わせコーナー。プライバシーを尊重しつつ窮屈感がないのがいい。 下右/ショールーム同様、ウェルカミングな社員たち。背の高い高間社長を囲んで。 (54、55ページ写真提供/エコ建築考房)

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