雑誌「チルチンびと」別冊43号掲載 愛知県 ㈱エコ建築考房
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54上/集いの間、同社が施工した住まい関係の展示スペース、打合わせコーナーが一つにつながる。 下/お施主さんを交えての食事会も開催。 1階の大きな窓の前にウッドデッキが広く張り出していて、ついつい上がってみたくなる。中に入れば、室内の頃合の場所に薪ストーブがあり、冬はここでお喋りしたら身も心も暖まりそう―。 エコ建築考房が今年3月末にリニューアル・オープンしたショールームは、開放的でウェルカミングな雰囲気にあふれている。「人が集まること」をコンセプトに、ウッドデッキ、集いの間、展示スペース、打ち合わせコーナー、畳の間兼キッズスペースなど多機能な構成。その上、フロア全体が伸び伸びと感じられるから不思議だ。 設計担当の同社・五香祐輔さんによれば「家具や低壁で仕切って各部屋のプライバシーを尊重しながらも天井でつながり、フロア全体が一つの空間になっています。当社の住宅でも採用している手法です」とのこと。素材には同社仕様の国産無垢材、漆喰壁を使っており、同社のモットーとする「健康住宅」や、ずっと守り続けてきた「ていねいで誠実な家づくり」の良さもここで知ることができる。 同社社長の高間利雄さんが「以前は2階にショールームがあって、お客さまがやや入りにくかっ!ここがいちばん会社情報はp.165愛知県エコ建築考房シンプルでおしゃれな外観から、カフェやギャラリーと間違える人も少なくないとか。エコ建築考房の新しいショールームのコンセプトは「集い」。地域の人にも気軽に立ち寄ってほしいとの思いが込められている。新しいショールームには楽しい集いが待っている家づくりだけでなくさまざまな夢を応援

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