雑誌「チルチンびと」別冊43号掲載 愛知県 ㈱エコ建築考房
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48  「湯船に湯を張ると、壁のサワラのいいにおいがふわっと立ち上ってくるんですよね」と話す奥さんの目がうれしそうに輝く。いきなり浴室の話題で恐縮だが、この浴室はT邸の自慢の一つ。浴槽にホウロウ、床にタイル、壁と天井にはサワラの無垢材を使っていて、このサワラが温泉のような心地良木のにおいに、にっこり陽だまりで、のんびり写真=垂見孔士 文=石川祐子風が通って、気持ちいいな。浴室の壁をサワラの無垢材にして、本当によかったな―。出来栄えに満足のT邸は、住んでさらに本領発揮。暮らしの中で、夫婦が気づく長所や魅力が、日々、増えているのだという。奥さんには予想外の感動もあったそうだ。【事例】 西春日井郡 T邸愛知県エコ建築考房南側は道路に面しており、前庭には目隠しの効果も。無垢の木の味わい全開の新居

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